ドイツで作ったクレジットカード

一年ほど前、私はドイツに引っ越してきました。

ドイツに引っ越してきてから、ずっとECカードを使ってきました。ECカードとは、まあ、要はでビットカード機能つきのキャッシュカードです。ATMで自分の口座からお金を引き出すときに使ったり、お店で買い物をした際の支払いに使います。買い物の時は、使った分だけその都度口座から直接引き落とされます。

ドイツではカードと言えばECカードが主流で、スーパーやガソリンスタンドやカフェやレストランを含め、殆どのお店で支払いができます。その反面、クレジットカードでは支払いができないお店が結構あり、海外から来た旅行者などははちょっと頭の痛いところです。

住んでいる以上、ずっとECカードで用足りていたので、クレジットカードを作る気はありませんでした。ところが先日旅行をした際、ホステルの予約や電車のチケットの手配などがクレジットカードなしではとても難しかったため、思い切って銀行に掛け合ってクレジットカードを一枚作りました。

そのうちまたどこかに旅行することがあったら、これでホステルの予約もできるし、電車も予約できるし…でも当分使わないだろうな、と思っていました。しかしついこの間、ひょんなことから使う機会が訪れました。

年末に日本に里帰りをしたのですが、トランジットでコペンハーゲンに立ち寄った時です。乗り換えに5時間あったので町へ出てみることにしました。空港で両替し、地下鉄に乗り、数時間コペンハーゲンの街中をぶらぶら散歩し、さて空港へ戻ろうとしたところ、地下鉄の切符の発券機が小銭かクレジットカードしか受け付けない作りになっていることに気づいたのです。そして手持ちの小銭では空港までの切符代に足りない…。

もちろんそんな発券機ばかりではないのでしょうが、土地勘のない町で他の駅を探し出せる自信がなかった私は、迷わずクレジットカードで切符を購入し、無事に時間通り空港へ戻って事なきを得ました。

この時はクレジットカードがあって本当に良かった、と思いました。飛行機に乗り遅れたらしゃれになりませんからね。

その後ドイツに戻り、クレジットカードを使う機会なくすごしていますが、やはり使わなくても手元に一枚あると安心なもんだな、と思っています。